綾瀬物流倉庫
施工 |
2020年8月 |
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所在地 |
神奈川県綾瀬市 |
施主 |
馬淵建設株式会社 |
設計・監理 |
馬淵建設株式会社一級建築士事務所 |
主要用途 |
物流倉庫 |
工事区分 |
新築工事 |
延床面積 / 構造 / 規模 |
849.49㎡ / 鉄骨造 / 1階エントランス |
グループ会社である馬淵物流株式会社の新しい県央営業所として物流倉庫の新築設計施工案件として取組みました。
コンセプトは、計画地の好立地(東名高速道路の綾瀬スマートインターチェンジから車で5分程度)を生かした物流業の発展ならびにSDGsの取組みを建築設計として表現するところです。
具体的にはCo²削減効果のある天然木材の使用に着目し、倉庫正面の外壁を天然木材の無垢サイディング貼としました。天然の建材はメンテナンス上敬遠されるきらいもありますが、経年による色の変化も「味が出てきた」と受け止めながら建物と長く付き合っていける事を期待しています。
植栽には雑草対策としてリュウノヒゲ(ジャノヒゲ)を採用しました。
リュウノヒゲは、日本、中国、朝鮮半島などの森林に分布する常緑性の多年草です。寒さにも暑さ、日陰に強く、草丈も大きくならないことから、花壇の縁取りや、グランドカバーに用いられています。草をもって草を制することで環境へ配慮しました。
施工中には県産材を利用したCLT木製仮囲いを採用しました。
工事現場のパネル等を木製の仮囲いにすることで、Co²の削減だけではなく、ぬくもりある木の癒し効果により景観の美化が望め、建設現場のイメージアップに貢献しております。
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