神奈川県住宅供給公社1954年竣工の賃貸物件にて当社の設計施工で取り組むプロジェクトとして住宅性能改善工事を実施しました。築63年を経過した建物の躯体の長寿命化を目的に、外壁外断熱改修を計画するとともに、空き住戸を活用して入居者の移転を繰り返しながら既存の間取りを一新するリニューアルの計画を行いました。外観は築63年の歴史の重みを感じてほしいと思い、同潤会アパートの洗い出し仕上を思わせる薄茶色としました。合わせて新設した排水竪管を隠すために設置したアルミルーバーをブロンズ色とする事で落ち着きのある色彩でのアクセントとしています。行政もすすめている神奈川県産の杉無垢フローリング材を採用し、住まいとしての居心地と地産地消、環境保全に配慮した設計としました。
 

公益社団法人ロングライフビル推進協会による第30回BELCA賞ベストリフォーム部門に選定されました。
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表彰状