ザビエル高校改修工事
馬淵建設は2008年に創業100周年を迎え「100周年記念事業」として南太平洋ミクロネシア連邦チューク州ウエノ島(旧トラック島)にあるザビエル高校の改修工事を無償で行いました。
改修前のザビエル高校
政府要人を輩出する高校に発展
地元では建物を残した馬淵組にちなんで「マブチスクール」とも呼ばれています。
同校はミクロネシア連邦の中心的教育施設に転用され約150人が学び、有数の高校として多くの政府要人を輩出してきました。
しかし、70年の歴史とともに雨漏りなどの老朽化が激しく、建物の外壁には爆撃の跡や弾痕が残っている状態でした。そこで創業100周年記念事業として無償整備することに決めました。
政府要人を輩出する高校に発展
地元では建物を残した馬淵組にちなんで「マブチスクール」とも呼ばれています。
同校はミクロネシア連邦の中心的教育施設に転用され約150人が学び、有数の高校として多くの政府要人を輩出してきました。
しかし、70年の歴史とともに雨漏りなどの老朽化が激しく、建物の外壁には爆撃の跡や弾痕が残っている状態でした。そこで創業100周年記念事業として無償整備することに決めました。
改修前のザビエル高校
慣れない環境に大苦戦も無事完了
島には電気や水道の設備も不十分で資機材もないため、すべて日本から船で高所作業車や資材を運び込みました。2008年5月から約3ヶ月かけて、鉄筋コンクリート2階建て延べ約3000平方メートルの建物の屋上防水工事や外壁塗装を施しました。
協力業者3社を含む計15人が工事を担当し、スコールや40度を越える猛暑に悩まされながらも無事完了しました。なお、工事で使用した作業車等は現地で今後も活用してもらうように寄付しました。
謝礼のプレートを贈られた馬淵社長
感謝プレートの贈呈式が盛大に挙行
式典には、学校関係者や大統領補佐官、州知事らが出席し「馬淵建設の深い友情に感謝する」など次々に感謝の言葉を頂きました。
「軍事施設として建設した建物に新たな命を与えてくれたことに感謝している。今回の改修工事はそのお礼と建主としての責任。今後もこの学校からミクロネシアの発展に貢献する多くの人材が生まれてほしい。」と馬淵社長が挨拶しました。
感謝プレートの贈呈式が盛大に挙行
式典には、学校関係者や大統領補佐官、州知事らが出席し「馬淵建設の深い友情に感謝する」など次々に感謝の言葉を頂きました。
「軍事施設として建設した建物に新たな命を与えてくれたことに感謝している。今回の改修工事はそのお礼と建主としての責任。今後もこの学校からミクロネシアの発展に貢献する多くの人材が生まれてほしい。」と馬淵社長が挨拶しました。
謝礼のプレートを贈られた馬淵社長
外務大臣から感謝状
今回の記念事業に対しての社会貢献活動が認められ、中曽根弘文外務大臣より感謝状が贈られました。
市川大洋州課長より、今回の修復だけではなく、古くから現地との交流を重ねてきた馬淵建設の「草の根の活動」を「良好な対日感情の形成の源になっている」と高く評価いただき、「長年に渡る交流に対して日本国政府から感謝の気持ちを伝えたい」と感謝状の贈呈趣旨を説明いただきました。
市川大洋州課長から感謝状を手渡された馬淵社長
100周年記念事業の後
100周年記念事業後に大型台風で被災
2015年3月 大型台風「Maysak メイサーク」がチューク諸島を襲い、強風による倒木や家屋の倒壊、洪水による多くの被害が発生しました。
100周年記念事業後に大型台風で被災
2015年3月 大型台風「Maysak メイサーク」がチューク諸島を襲い、強風による倒木や家屋の倒壊、洪水による多くの被害が発生しました。
補修方法の指導のため調査隊が再訪問
2015年8月 夏休み中に、大型台風によって傷ついたザビエル高校を現地調査。
学校側のメンテナンス担当者に補修方法や手順を指導し、その後補修工事が行われました。
校長や現地の補修担当者に指導
創業者の魂『奉仕』の意志を継承し、
これからもザビエル高校を見守り続けます。
※役職等は掲載当時のものになります。