海軍横須賀鎮守府庁舎
(現在の在日米軍司令部庁舎)の建設
僅か8ヶ月足らずの工期を守り竣工
着工は大正15年3月、竣工が同年11月。
「突貫の馬淵」の異名を如何なく発揮し、僅か8ヶ月足らずの工期を守り、無事に竣工させました。
工事完成直後に竣工を記念した撮影。
工事に携わった職方たちの誇らしげな姿が印象的です。
華麗にして重厚な建築様式に溢れる内部
海軍建築史上の特筆すべき大功績
当時の新聞(武相新報)では、海軍建築史上の特筆すべき大功績と絶賛し、取材を受けた創業者の馬淵曜は、「従業員の努力や天候に恵まれたため・・・」と多くは語らずその功績を従業員に譲り、記者を感銘させました。
大正15年11月25日付「武相新報」
「大正建築の傑作」と評されている
本建物は、在日米海軍司令部として現存しており、「大正建築の傑作」と評されています。
また、旧軍港都市(呉市・佐世保市・舞鶴市・横須賀市)の構成文化財として、平成28年4月 日本遺産に認定されました。
現在の在日米軍司令部庁舎